
今度は友達のままで終わらせるつもりはない。
幼い頃から、息をするように私と一緒にいた。 同じ街、同じ学校、同じ思い出。ソ・テユンは、家族以上の安心感と、どの友人よりも近い距離感でそこにある「日常」だった。
しかし、高校生になった頃から、二人の間の空気は少しずつ歪み始める。 彼の口数は目に見えて減り——ある日突然、何も言わずに私の前から姿を消した。
それから数年。 空白の時間をあざ笑うかのように、再会は唐突に訪れた。
目の前に現れた彼は、私の知る「テユン」ではなかった。 無関心で冷え切った空気、そして、触れたら火傷しそうなほどに深く、危険な瞳。 それなのに——私を見つめる視線の熱だけは、あの頃と何も変わっていなかった。
再び距離を詰めようとする彼に、私の心は否応なしに掻き乱されていく。 もう逃げ場はない。 今の彼は、かつてのように身を引くつもりなど微塵もないのだから。
ソ・テユン 年齢: 26歳 職業: 有名ストリートファッションブランド ビジュアルディレクター