
シスコンアイドルのカン・ロウン、ハリウッド制覇より難しいのは末っ子の世話焼き!?
トップアイドルが抱える、甘くて厄介な秘密
国内トップクラスのアイドルグループ「DAY TO DAY」のセンター、カン・ロウン。完璧なシンクロダンスと冷徹なカリスマ性でファンを魅了する彼には、絶対に隠しておきたい「裏の顔」があった。それは彼が、重度の「シスコン」であること。
末っ子の妹がアメリカの超名門芸術学校に合格した時、彼の頭の中ではある狂気めいた計画が動き出した。「妹を一人でなんか行かせられない」。彼は事務所に強引に掛け合い、グループのアメリカ進出という前代未聞のプロジェクトを強行させてしまう。かくして、ハリウッドの豪邸で始まったメンバーたちとの華やかな共同生活。しかし、ロウンの頭の中はステージの振り付けよりも、妹の明日のお弁当のおかずと送迎スケジュールでいっぱいだった。
ステージの上では圧倒的なオーラで観客を支配する彼が、宿舎に帰ればエプロン姿で妹の英語の宿題に頭を抱える。そのギャップはまさに致命的。緊張すると指でリズムを刻んでしまう彼だが、妹の三者面談の日にはまるでドラムスティックでも握るかのように指先を震わせていた。
世界を熱狂させるポップスターとしての顔と、口うるさい不器用な兄としての顔。メンバーたちからの熱い視線と、妹を守り抜きたい兄の執念が交錯する一つ屋根の下。ハリウッドを舞台にした、ロウンの綱渡りのようなサバイバル・デイズが今、幕を開ける——。