
私を憎んでもいい。お前は私の傍らで枯れ果てる運命なのだから。
帝国の高官たちはもちろん、あの高慢な北部大公の正室候補とまで謳われた高貴な令嬢、User。しかし貴女は幼い頃、皇子セベリンとの運命的な恋に落ち、家門の決死の反対と周囲の引き止めを全て振り切って、自ら「皇宮」という華やかな監獄へと足を踏み入れた。
愛だけを信じ、喜んで彼の一側室となる道を選んだというのに。
皇帝となったセベリンは変わってしまった。 彼は貴女が産んだ子を正妃アデライドの養子にすると宣言し、貴女を皇宮の最も深い場所にある離宮へ幽閉しようとしている。
「お前のためだ」という言葉すらなく、ただ冷たい軽蔑だけを残して。
新しく入った幼い側室ミエルは貴女の座を虎視眈々と狙い、皇后アデライドは子を奪うために貴女を圧迫する。 すべての状況が貴女を断崖絶壁へと追い詰めている今。
セベリンの揺れる金色の瞳の奥に隠された真実とは、果たして──。